【ストV】立ち回りと攻めの極意

格ゲー上達論
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はじめに

2022年初投稿です!

今回は、立ち回りと攻めの極意ということで対戦中に思考していることをざっとまとめてみましたので、良ければご覧ください!

相手との技相性を理解する

どの技が相手にとって都合が悪い技なのか、都合の良い技なのかを理解することで、ゲームメイクのしやすさが格段に違います。

例)

  • 突進技をガードした際に確定を取られやすいのか否か
  • 牽制技に対して、噛み合いやすく勝ちやすい技なのか
  • 特定の技をガードした後に相手に触りに行けるリーチか

攻めに発展させる際にこれらを理解しておくことが、立ち回りにおいて重要なポイントになります。
"自分にとって都合の良い技"を理解したら、その技を主軸に立ち回ることを考えましょう。
相手にとっては都合の悪い技なので必ずその技に対して、相手は何かしら回答を用意していることでしょう。
回答を用意していないのであれば、その技をガンガン振って対応を迫ると良いでしょう。
では、相手が自キャラの主軸技に対して回答を用意していた場合、こちらも回答に対して対策を用意する必要があります。
どう回答を用意すればいいかと言うと、主軸技に対して都合の悪い行動を洗い出してください。

例)牽制、玉打ち、後ろ歩き、前歩きガード等

これらに対して、簡単に対策を用意しておきましょう。
「弾撃ち⇒弾抜け」「後ろ歩き⇒前歩き」「前歩きガード⇒牽制技」など、本当に簡単なものでいいのであるだけ考えられるといいです。
これらを理解することで、回答の対策をすることが可能になり他の技も活きていく形になります。
相手のやり取りが上手いと回答と対策をぐるぐる読み合う形になり、駆け引きを行ないながら立ち回りしていくことになるでしょう。

攻めの考え方

根本として打撃で崩すのではなく、投げがあるから打撃で崩せるというイメージを持ちましょう。
打撃だけではガードを崩すことが出来ないので、"投げ"を軸に攻めることを考えます。
しかし、投げだけではダメージが低く起き攻めに行きにくいデメリットが存在すると思いますが、それでいいんです。
塵も積もれば山となります。相手が追い込まれていくと投げを捨てちゃいけない場面か必ず存在するので、そこで打撃が活きてくる解釈を頭の片隅に置きましょう。投げあらずして打撃通らずです。

しかし、今や投げ仕込みというガード方法が主流になっており、打撃をガードしつつ投げもケアできるという優れものですね。
人によっては仕込むタイミングが異なるので様々な投げ択を用意することをオススメします。
「ダウン後の投げ重ね」「弱技当て投げ」「中技歩き投げ」仕込みというのはこれら全てをケア出来るものでもありません。
相手に通りやすい投げ択を仕掛けていくのもひとつの手です。

また、相手か投げを仕込んでいる場合はシミーや垂直攻撃が通りやすいので、攻める側としては「仕込んでいるからシミーが有効だ」という意識を予め持っておくと良いでしょう。
しかしながら"投げ"という行為は崩す手段の他に相手から情報がもうひとつ得られます。
"相手のガード方法"です。では、簡単に考えてみましょう。

例)

  • 投げ抜け(仕込み含め) ⇒ シミーが有効
  • 投げを捨てている ⇒ ガンガン投げる
  • ジャンプやバクステ ⇒ 打撃を重ねる

こんな風に簡単に投げを軸に相手がどういう防御を行っているかを軽く検討つけましょう。
検討をつけることによって他の選択肢を瞬時に選択出来るようになるとさらにGoodです。

一旦整理しましょう。

  • 投げを抜けない(仕込んでいない) ⇒ 投げまくる
  • 投げを抜ける(仕込んでいる) ⇒ タイミングをずらした投げ、シミーや垂直攻撃

理屈を理解できると攻め択なんてそんなに難しく考えなくていいんです。
自身の攻める択が相手の防御択と何が対択になっていて、なっていないのかを知ることで攻め幅がぐんと広がるので、1度考えみると良いでしょう。

また、崩せる技が無いからといって無理に投げやジャンプすると余計なダメージを貰ってしまう可能性があるのでこんな意識を持つと良いでしょう。

"崩せなくていいから攻め継続が出来ればいい"

マジでコレです。このゲーム攻め継続をしているだけで相手の体力がどんどん削れて自身のEXゲージは増加していきます。
ベガのようなプラスフレームを押し付けやすいキャラだとこの考え方は尚更持っておきたいです。みなさんベガを使いましょう!
私も最初は崩せないから無理に投げやジャンプをしていましたが、削りとゲージ増加があるから崩す必要が無いことに気付いたときはめちゃめちゃ勝てるようになりました。

安全行動と期待値

安全だと思っていた事が危険な行動に繋がることもしばしあります。
「打撃 or 投げ」を重ねてきた場合には遅らせグラップ等の防御方法が安全行動になりますが、シミーをされると危険行動へと変わります。つまり、相手の行動に依存した防御の選択肢を取っているとリスクが高まっていきます。

相手の手癖を考えて防御の選択肢を取るのも必要なことはありますが、第1優先は自キャラの体力ゲージを考えてどの防御を選択するかで「危険な守り」「安全な守り」を理解することが出来ます。

"自身の体力が多ければ投げを捨てる"を優先するとガードに対する考え方も変化していくでしょう。

では、攻めの安全行動はなんだと思いますか?
それは"暴れ潰し"です。文字通り相手の暴れを潰すことを指します。
無敵技には負けてしまうもののガード以外の選択肢には必ず勝てる行動となっております。
この安全行動を軸にすることで、相手は不用意に暴れられない、投げを押せない状況を作り出します。

そこで、攻め継続をしやすい攻撃、遅らせ攻撃(仕込み潰し)等の期待値の高い攻撃(ダメージを取りやすい)を暴れ潰しの中に織り交ぜることで、相手の防御手段を不安定にすることが出来ます。

今まではひとつの防御手段で済んでいたのをふたつみっつと他の防御手段で対応せざるを得ない状況を作り出していきましょう。
まずは基本的な暴れ潰しを行い、相手にガードを強要することで他の攻め択が活きてくるように攻め方や相手の防御方法、手癖などを考えられるとより良いゲームメイクが出来ると思います。

おわりに

以上が私が対戦中に意識して行っていることでした。
私よりも上手い人たちはさらに深い思考をしていると思いますが、基本的にはこんな感じではないでしょうか。

ひとつの意識だけでも、攻めや守りの幅がどんどん広がっていくので様々な思考を持っておくと格ゲーオモロ!ってなるので「こんな考え方もあります。」という方がいらっしゃったらこっそり教えて下さい!

少しでも参考になれば幸いです。ほいなら

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