はじめに
ここから話すことはすべて、自分が格闘ゲーム上手くなるために強くなるために実践したことをまとめた話です。
私はブレイブルーを5,6年やっていたので格ゲーのフレーム周りは把握していたのですが、ストVはブレイブルーと全く違うゲームシステムなので強くなるにも少し時間がかかり、ほぼ初心者みたいなものでした。
自身のプレイや練習方法、練習する順序、考えていることなど参考になれば幸いです。
前作のウルⅣでは、ジュリを浅く触っていたのでストVでもジュリ使おうと思っていたが、操作性が違いすぎて諦めました。
次点でGを触り、コマ投げの火力がお化けだったので楽しかったのですが自分がしたいのはこのプレイじゃないと思い、オラオラ触りに行けるベガ使いになりました。
ここから自分がベガの強みを引き出すためにやっていったことを永遠と語ります。
①キャラに慣れる
これがなきゃ始まらない要素。
キャラに使われるのではなく、自分がキャラを扱えるようになること。
最初はコンボ練習から入りました。弱中強の始動別でひたすら木偶に対して画面を見ないでコンボをできるようになるまで練習しました。(ここまでする必要はないです(笑))
次に、コンボに行くために近づく行動はどうするかを考える。
ストV素人目の結論としては、「前ジャンプ・前ステ打撃・突進技」この3つで相手に触りに行くこと。いずれかの行動をすればきっかけは必ず生まれると思ったからです。(ブレイブルーと違い、空中ダッシュがないので近づくきっかけ作りは悩みました)
もし、この3つどれかが通った時の択を考える。
「前ジャンプ(めくり含む)」
- ジャンプ強攻撃から投げor打撃(暴れを潰す)の2つを用意する。
- めくり攻撃からは投げor打撃(攻め継続)の2つを用意する。
この時点ではコンボに行くという事はあまり考えておらず、攻め継続することを重点的に考えていた。めくり攻撃からは脳死でもコンボに行けるような中Pを押していた。(ガードされていれば攻め継続、当たっていればコンボに行けるような通常技)
「前ステ打撃」
- まずは有利が取れる小技から入り、次に攻め継続できる技を選択する。(ベガであれば強Kなど、投げもあり)
- 小技がヒットしていたらコンボをする。
「突進技」
- なるべく先端で当てるべく、歩きで間合い調整する事を考える。
- とにかくEXを使ってきっかけを作る。
これらを手に馴染ませるためにCPU戦をする。
割とこれが大切、いきなり対人戦に潜った時は相手に触ったけど手が覚束ず、何もできずに死んでいくなんてことが結構ありました。
ひたすら、トレモとCPU戦を交互に練習して確実にキャラを扱えるようにしていきました。
CPU戦でもコンボ完走できると楽しいんですよね。
こんなに色々やらないといけないの?と思うかもしれないが慣れてくると考えなくてもできるようになるので安心してください。
②対人戦とトレモ
ここからはひたすら対戦とトレモ。
今思うと先にシステムを理解した方が良かったなと思ったが、システムを理解しようとしても楽しさがないのでやんわり分かっていればいいや!と感じで、対戦を優先していました。
ストVの動画勢をしていたこともあり、投げと打撃で相手のガードを崩すことは理解していました。あとは、攻撃を喰らわないために「しゃがみガードしながら歩く」という行動が強いという事は知っていました。
ここで相手に負けた時に考えること、調べること
- 有利不利かわからない技を調べる
- 相手によく触られている行動は?
- 自分が触りに行けない原因は?
有利不利かわからない技
対戦しているだけでは有利不利はわからない部分なので必ず調べる。
この「調べる」という事が欠けていると今後、絶対強くなれないので相手が触りに来る技の有利不利だけは調べましょう。(この時点では深く調べる必要はない、余計に知識がつくと対戦に支障がでる可能性がある)
相手に触られている行動は?
ジャンプ攻撃で触られているのであれば対空する意識をする。突進技ならジャンプですかすなど様々であるが、相手に触られている事を減らせることができれば勝率も上がっていく。
自分が触りに行けない原因は?
相手が飛びを落としてくる、突進技をジャンプですかされる。
相手が飛びを必ず落としてくるなら波動拳が通る。突進技をジャンプしてくるなら着地した時に突進技をする。EX技の使い道など様々な使い方を考えよう。
格ゲー問わず、この課題は一生ついていくものだと思うが、みなさんには「なぜ?」という問いかけを必ずやって欲しい。「なぜ負けたのか?」「なぜ勝てたのか?」「なぜ触りに行けたのか?」「なぜ崩せないのか?」
プレイを見返せば必ず答えが見つかるはずだ。
この「なぜ?」という考えを持たずに対戦回数をこなしても上達の幅は小さい。
「なぜ?」を考える癖をつけよう。
③システムの使い道を考える
ストVはVトリガー、Vリバーサル、スタン値など様々なシステム要素があります。
まずはこのゲームの特徴であるVトリガーの有効な使い道を考えました。
Vトリガーの有効な発動方法とは?
- 必殺技ではキャンセルできない足払いやリーチの長い技から発動
- ガードされたら不利を背負う技でも有利フレームになることがある
という利点があるので相手に触りながら発動するのが良い。
Vリバーサルは相手の攻めに耐えられない時に使えるが結構忘れがちなので、キャラ毎にここのポイントはVリバしようという考え方をした。(有利フレームを取られる時)
スタン値の考え方
相手のスタン値がスタンリーチになっている時の攻め方には気をつける。
「暴れ潰し」or「投げ」or「シミー」、基本的にはシミーをするとスタン取れることが多いと感じた。
④上達したことによる壁
ここで上達が止まってしまうという人かなり多いのではないだろうか。
自分もスパダイまで行って止まりました。
ここでやりがちな選択が「キャラ替えをする」「他のキャラを使って対空意識を養う」「キャラ対策をする」などの考えが浮かぶだろう。
まず、キャラ替えをするという選択
個人的にはキャラ替えはないという考えに至った。私もベガを引退して他のキャラを使って上を目指そうという時期があった。
だが、このキャラ替えをするという選択をした時に起こること。
この時点ではプロ試合や動画を見ていることで、少しの前知識があるのでコンボができるようになれば、キャラを動かせたような気になる。
ほんとに器用な人だったらここでガンガン勝てるようになる人はいるだろうが、私は不器用なので出来なかった。
じゃあ、何故できなかったのか?
圧倒的な練度の差である。
今まで散々コンボ練習をして、そのキャラでどうやって触りに行くかを考えた事がまたイチから始まる。
「通りでプロのように択が通らないし、上手い人たちのようにプレイできないんだ。」この考えにめちゃくちゃ納得した。
弱キャラ使いでも上手い人は沢山いるし、強キャラ使いでも強くない人は沢山いる。
半年が経ってようやくこのことに気づき、ベガ使いに戻った。
他のキャラを使って対空意識を養う
昇龍対空が出来れば通常対空もちゃんと出来るようになるだろう!と私もそう考えていた。
しかし、それは違った。
メインキャラの対空技と他キャラで養える対空技の強さが違うからだ。
仮にメインキャラの対空が弱かった時に強いキャラの対空を使うと、このキャラだったらここで落とせるのにという認識のズレが生じる。
この時点でメインキャラに戻ったとしても、他キャラで養った対空知識は役に立たないとわかるだろう。
対空の練習がしたいならメインキャラで「落とせる技、落とせない技」を身体で覚えた方が100万倍マシになる。
キャラ対策をする
対策という行為はやっていくべきであり、やればやる程メリットが如実に現れる。しかし、自キャラの練度が足りない時にキャラ対策をすることはお勧めしない。
自キャラの練度が足りない所でキャラ対策をしても、キャラ対策が活きてこない。
差し返しにしろ、対抗できる技を振るにしろ練度が必要になる。
キャラ対策は、自分のすべてを持ってしてもこのキャラに勝てる気がしない!という時にするのが一番吸収が早く、勝てるようになると思う。
⑤練度を高めるためにしたこと
相手キャラに触りに行くことはできる。
じゃあなぜ崩せないのか?
攻めの選択肢が少ない。という事に気付いた。
ベガはブラストが強くて簡単に+プレームが取れるのでワンパターンになることが多い(他キャラでもそうかも?)
なので、ありとあらゆる攻めの選択肢を考えて片っ端から対戦しながら試していった。
ここで通用するしないを取捨選択し、スムーズに攻めを組み込ませるまで練習していく。
自キャラの弱点を詰める
ベガの弱い所、まずは飛びに弱いという事。しゃがみ強Pが発生10Fと遅く間に合わない事があるので。今までよりも「上は絶対に通さない!」という意識で対戦していくと自然と対空が出せるようになっていく。(でないときもあるよ☺)
他キャラでも弱い所あると思うのでそこを詰めていく。
立ち回り
ベガが強い所をひたすら押し付けれるように立ち回り方を考える。画面端に追いやられないようにするには牽制技を振りながら前にでる、ダブルニーで相手を画面端に押し込むなど、他キャラでも様々な押し付け要素があるだろう。
ラインを下げないということを意識しはじめた。
負けている時は必ずと言っていいほど自ら後ろに下がりに行くことが多かったので、ローリスクで前にでる行動をひたすら練習した。
⑥キャラ対策をする
ここからがやっと、深いキャラ対策に入り込んでいく。
相手の起き攻め状況、ここのポイントは暴れる、割り込める技を調べる、相手の連携や状況を調べる。などキャラ対策は様々。
ここでやれていなかったことが多く見つかりさらに楽しくなっていくと共に、自キャラ練度も自然に上がっていく。
総括
格ゲー上達するにはある程度のプロセスを踏んだ方が確実に上手くなっていくと思います。
ただし、順序を間違えると躓く期間が長くなってしまいます。
なので、今回私が上達した方法をまとめました。
この方法がすべてでは無いですが確実に上達するはずです!
みなさんがこの記事を見てどう思うか、新しい発見があったのなら幸いです。
それではまた👍
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