はじめに
ラウンド開始時から試合が終わるまで、何を考えて行動すればいいのか悩んでいる方も多いのではないだろうか。ガン攻めスタイルだけではこの先、必ずつまずく日が来るのは間違いない。上手くなりたいのであれば早いうちに対戦中に意味を持たせる行動を身に付ける方が良いだろう。
勝つために何を意識して立ち回っているのかを解説していこうと思う。
※上級者の方と意見の相違があるかもしれないのでご了承を。
立ち回り
試合開始直後は比較的ゆっくりな展開が多いのではないだろうか(序盤突っ込んでくる人もいるが)、相手が何をしてくるのかしっかりと見れる時間だと個人的には思う。
中距離~遠距離で考えたいこと
- 波動拳など弾撃ち ➡ ジャンプや弾抜け技など、弾に対して強い行動を考える
- Vスキルを発動 ➡ Vスキルの硬直に対して技を差す、距離を詰める
- 歩いて間合いを調整 ➡ 近距離戦に発展させる
弾持ちのキャラに対しては、”飛ぶ”という行動が非常に重要だ。たとえ落とされたとしても良い。”飛んだ”という事実があれば弾撃ちキャラに対して抑止力になる。
飛びを落とされてもたかが100ダメージ。飛びを通せば300ダメージ。リスクリターンを考えても、弾を1発でも飛ばれた方が相手は嫌がるはずだ。
すると、次の読み合いに発展する。
相手の弾撃ちが減り、対空をする待ちが増える。こうなれば、技を置きやすくなったり前ステップが通ったりと近距離戦へ発展しやすくなるだろう。
飛びを通されているのに弾撃ちを続けてくる相手に対してはガンガン飛べ!
近距離で考えたいこと
- 相手が技を置くタイプ ➡ 弾を撃つ、差し返しを狙う
- 相手が差し返しを狙ってくるタイプ ➡ 弾を撃つ、技を当てに行く
- 相手が技を当てに来るタイプ ➡ ガード後に自キャラができる行動を考える
近距離では前ステップなどの一気に距離を詰めて小技を当てる手段も有効ではあるが、前ステップを止めてくる相手には、”前歩き”という行動が非常に強い。いわゆるラインを上げるという行動だ。
格闘ゲームにおいて画面端は全人類平等に攻めが強くできており、いかに相手を画面端に追いやれるかが勝敗のカギを握っている。
意味もなく後ろに下がるという行動はするべきではない。
防御の癖を見抜く
相手が中々崩れてくれないと思っている方、一辺倒な攻め方をしていないだろうか。
ストVの攻めは単純に言えば、”打撃”と”投げ”で構成されている。防御している側は打撃と投げの読み合いをしなければならない。
相手に防御させてる時に考えたいこと
- 暴れる相手なのか ➡ 暴れ潰しの行動を多めにとる
- 大人しくガードしている ➡ 投げをする
- 投げ抜けをしてくる相手なのか ➡ シミーや打撃で投げを潰す
- 特定の技をガードしたらバクステしてくる ➡ バクステを狩る行動をする
特定の技をガードした後に、暴れたりバクステしてくる相手は自キャラに対して理解度があると思っていい。それを逆手に潰せる選択肢を用意することが大切だ。対策に対して対策を行うことでまた読み合いが増えるのが格闘ゲームの面白いところだ。
防御の癖を見抜くことが出来るのであれば、攻めの癖も見抜けるようになるはずだ。要所要所の暴れポイントや相手キャラの弱みに付け入る行動をするように意識しよう。
前提の思考
対戦中前提の考え方として、”通る行動はするべき”。相手が対処できていない証拠だ。たまに通る行動ばかりすると自分が成長しないのではないだろうか?と嘆いている人がいるが、あなたは相手の行動を読める能力が備わっている人間だ。是非格闘ゲームを続けていってほしい。
”通る行動はするべき”だが、通っていた行動が通らなくなるという場面に必ず遭遇するだろう。
自身が成長するには通らなくなった行動に対して他の選択肢を用意し、いかに幅を広げられるかが重要だ。今まで通っていた選択肢だけを練習するのではなく、通らなかった場合の選択肢も練習するのがいいだろう。
まとめ
初めにも述べたが全ての行動には意味を付けれるようにしたい。
格闘ゲームにおいて相手の癖を読むという行為は非常に重要で、勝敗に直結する大切な要素だ。相手の嫌な行動を取り続けることが推奨されている。
脳死でプレイすると質は上がらないので、思考や意識を持ってプレイすれば上達することは間違いない。自分が負けたリプレイを見返して、相手に通された行動や攻め、防御の対処を今一度見つめ直してはどうだろうか?これが正解だ!という行動はほぼ無い。プロでも完璧はないのだ。
余談
最近はSEKIROがアップデートされたので、SEKIRO熱が再発しそうです。
そのうち記事にするかも?
次回もお楽しみに👍
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